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伊賀の五度焼 "扁壺(へんこ)"
これは扁壺(へんこ)という壷なんですが、ギャラリーの
別ページにある水差しと土の調合を変えています。
そしてこの壷も五度焼きです。
火山の溶岩が流れたような見た目ですが、窯から出た時は真っ黒でした。
そして手を切る位、エッジが立っていたんですが、手入れをして綺麗にしています。
勿論、五度焼きなので、窯に入れる度、自然の変化が幾重にも重なって、
この独特の景色を出しています。
(釉薬を使用せずに制作しているので、無釉陶器となります。)
この点が、「炎の芸術である。」と云われる所以であろうと思いますね。
何度も焼く場合、壊れてしまうことも多く、
「良くなる」か「壊れるか」そのどちらかです。
片山 雅昭

解 説
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